フランスには多くのBIOショップがありますが、やはりそれぞれの店舗により扱うメーカーの特色があり、私は商品によってお店を使い分けしています。
いつもの通いなれた近所のスーパーでも、そのスーパーの自社ブランドのBIO商品などもありますが、
やはり「商品のクオリティ」や「流通経路で偏りの搾取が起きない」などの会社の理念が違い、またFaire tradeの商品も数多くある事もあり、私はBIOショップで購入する事にしています。
「何を選んで、何を選ばないか。」自分の生き方を反映させられます。
オーガニック(BIO)との出会い
オーガニックとの出会いはフランスへ来てしばらく経ったある日。
それまでは化粧品も何を使っても変わないし、食べ物もお腹を満たしてくれたら何でもいいと、健康や美に対して非常に無頓着でした。
そんな中、妊娠をきっかけに食べ物や薬、体に入る全てのものを意識するようになってきたある日、テレビのドキュメンタリーを見てしまったのです。
「卵農家の実情」というタイトルで、有名なメーカーの卵の生産元を訪ねるという内容。
そこには驚愕な養鶏場の悲惨な環境が映し出されていました。
日本だとスポンサーに忖度して真実が表に出ない所、フランスではテレビでもそのジャーナリズム精神が凄く様々な情報がちゃんと表に出てくる。
私が食べていたあのメーカーの惨状・・・。
そう決心した瞬間でした。
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フランスの人気のBIOショップを紹介
フランスではオーガニックの商品が浸透しており、普通のスーパーにもオーガニックコーナーがあり、自社オーガニックブランドまで展開している所が多いのですが、
そのクオリティはどこまで信じて良いのかわからず。
なので、私は基本的にBIO(オーガニック)の専門店に通っています。
パリには沢山のオーガニックのお店が有ります。大手だと、Naturalia(ナチュラリア)や、 La vie claire(ラ・ヴィークレール)、Bio c’bon(ビオセボン)などなど。
Naturaliaは、エコバッグが丈夫で可愛い。
Bio c’bonはビオショップの中ではお値段が比較的安めなものが多い印象。
その中でも品揃えと品質の良さ、値段等を総合的に判断して、私の一押しのオーガニックショップはここ
フランス国内に596店舗(2019年現在)も展開しているようです。
このお店の良い点はずばり、「野菜や果物の品質と新鮮さ」です。もう少し安い専門店もありますが、味、鮮度を考えるとバランスが取れている気がします。
店内には、このようなシリアルや各種お米、豆類、穀物類、訳のわからない(笑)穀物やらの量り売りコーナーがあり、好きな分自分で袋に詰めて購入する事も出来ます。
普通のスーパーでは手に入らない商品も色々あります。我が家は玄米やドライフルーツ等をよく購入しています。
しか~し、BIO商品はやはり値が張るんですよね。
ちゃんとした環境下で適正価格にするとやはり、それだけの価値(値段)となるわけです。
私がよく購入するオーガニック商品
我が家は、全てがオーガニックというわけではなく、この商品はオーガニックが良いだろうと自分で判断した数種類のみをビオにしています。
例えばお茶の葉。緑茶など中国産も沢山あるのですが、なんだか色々な事が気になります(独断と偏見笑)。
なので、お茶や紅茶はBIO商品を選ぶ事が多く、そして味も美味しいように感じます。
特に、我が家でよく定期的に購入する商品は、豆腐、アマニオイル、玄米、煎りゴマ、小豆、お茶、石鹸達です。
あと、運が良ければ生しいたけも手に入ります。色々試した中で、このマークの絹ごし豆腐が美味なんです。
石鹸や基礎化粧品は他のネットショップで購入した方がお得なので(笑)、店舗で買うのはこんな感じかな。
石鹸も梱包されておらず、そのまま裸の状態で購入出来るのは嬉しい所。(できる限りゴミを出したくない)
という訳で、おススメのBIOショップでした。
基礎化粧品等も沢山店頭に並んでいるので、それを見に行くだけでもなんだか癒されます♪