フランスでコロナの疑いがありPCR検査を受けるまでの流れ

フランスでコロナの疑い PCR検査 フランスで病気に立ち向かう

2020年12月、体調不良になり空咳と胸の痛みが続く。これはコロナなんじゃないか?と疑い抗原検査やPCR検査を受けてみました。

その一連の流れをまとめてみたいと思います。

11月後半から12月初旬にかけ、次男と長男が立て続けに発熱。その間も同じクラスの子がコロナ感染したというメッセージが学校から届く日々。

もはや、この熱はコロナの熱なのかなんなのかわからないな。

小児科に問い合わせるも、子どもの場合はもしコロナに感染していたとしても症状が軽いから受診する必要はないと。症状が酷くなった時のみまた連絡下さいと言われる。

そうしている内に、私も体調が不安定になり怠く、咳が出るようになる。

もしかして、もしかするか?

空咳と胸の痛みが続き、持病?もコロナの影響で検査がストップしている状態なので、少し不安になり、ダルさで絶不調の中、重い腰を上げて薬局の抗原検査を受ける事にした。

フランスでコロナの疑い PCR検査

近所の薬局に行き、カウンターで検査をしたいと伝え、Carte Vitale(保険証)を渡した上で薬局の屋外の列に並ぶ。

その日の気温は6℃で小雨模様。

雨に打たれながら待つ事20分。ここで体調崩すんじゃないのか・・・

フランスでPCR検査を受けた体験談

 

検査結果は5分ほどで出て、ネガティブとの事。

これでひとまず安心かと思いきや、受付で【ネガティブの証明書】を受け取りながら症状があると伝えると、PCR検査を受けた方が良い。その場合は処方箋が必要となる。との事。

ここで初めて抗原検査とPCR検査の違いを知る事となる。

薬局で出来るのは抗原検査で結果はスピーディに出るが感度が低いらしい。

抗原検査でネガティブでも症状があるならばPCR検査を受けて確定した方が良いらしい。

家に帰るも空咳が酷く、胸が痛い。

これはドクターに診てもらった方が良いとの判断で主治医に電話すると「リタイヤしました」と。

えっ!!?? リタイヤ? 急で驚いたが、まあ、こればかりは致し方ない。

同じ病院内の他の先生で予約取れますかと訊くも、最短で1月10日になりますとの事。

運よくその日の夜に別のドクターの予約が取れ、無事PCR検査と胸部スキャンの処方箋をもらう。

翌日の朝一番、近所のラボにPCR検査受けに行くもここでは出来ないと断られる。

DoctolibでPCR検査の予約を試みると隣町で予約が取れた。が、正直この不調の中、隣町までの移動が辛い。

そんな中、近所の友人から、私の住む市で、朝7時~9時まではPCR検査受け入れているというラボがあるとの情報を得て、その翌日に寒空のまだ日が明けない雨の中、絶賛絶不調でラボに向かう。

朝一番の7時に、受付に並ぶと先着50名までで、もう締め切ったと言われる。

症状があるんです!処方箋もあるんです!と訴えるも断られる。

マジか~。これは凹むぜ。

しょうがなく、その日の午後に旦那の仕事を早く切り上げてもらい、隣町にPCR検査を受けに行く。

フランスでPCRを受けた結果

PCR検査の結果は24時間~48時間以内に登録したメールに届くらしい。

長い!道のりが長すぎるぜよ。

最初の症状が出てからもはや1週間は経っている。

結果を待つ間に空咳が酷くなり、胸痛みが増す。ドクターにもらった胸部スキャンの予約を入れるも、PCRの結果がポジティブだと予約が取れないと。ネガティブが証明出来て初めてスキャン出来るらしい。

症状が酷い様なら救急に行ってくれと。

そして翌々日に届いたPCR検査の結果はネガティブ。

なんだこれ。

じゃあ、この症状は風邪?からの肺炎?

まあ、また胸部スキャンの予約を取るとするか。

病状があっても解決策を手に入れるまでは執念が必要なんだと、フランスの生き方をまた学んだそんな師走の一日。