少し前までは、家計のやりくりというと、食費をいかに安くコントロールするかという事に意識がいっていましたが、
今は「食費」は家計で一番投資すべきものとして捉えています。
人間は過去に食べたもので出来ています。
美容健康という視点でも、食の安全性という視点でも食習慣をあなどるなかれ。ですね。
基本的にはお金をかけず、本当に当たり前の基本のキで小さな事ですが、
「美容健康の為に私が意識をしている9つの小さな食習慣」をシェアしたいと思います。
1,常温の水を沢山飲む
朝起きて、先ず始めにする事はお気に入りのマグカップで白湯を飲む事。
若い時は冷蔵庫で冷やした水以外は飲んだことが無かったんです。(沖縄出身あるある)
でも、食を意識し始めてから、気が付いたら体が常温の水を欲するようになっていました。
冷たいと身体が冷えるので(笑)温かい白湯をお気に入りのマグカップに入れて飲む。
カーテンを開けて日を浴び、外の緑を見ながら今日はどうしようかな~とサクッと考えながら白湯を飲む5分。
整います。
食事の際は温かいお茶。それ以外は常温の水。お酒は別腹って事で・・(笑)
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2,体調に合った食事を心掛ける
「その人の体質と体調に合った食事を心掛ける」これは私の中で結論づいたヒガマキ理論。
人によって体質ってやはり違う。
アレルギーって実は目に見える症状だけではなく、何だかパッとしないというような体調にも表れる事もある。グルテンもその代表格。
私の旦那はお腹が弱いのですが、色々調べた結果、普通の人よりも腸が長いと判明。
消化吸収を助けやすい食材を選ぶようにしています。
ヨーグルトや納豆が苦手で偏食気味な彼には、とりあえず野菜たっぷりのお味噌汁を飲ませる。
そして腸の為にキウイを食べさせています。
太陽を浴びる前後はビタミンを多めに取っておく。
生理時には鉄分を豊富にする。
不足するであろうものを予測して食するようにしています。
分子栄養学でその人に不足している栄養素等をコンサルしてもらったので、それに従って栄養素を意識して取り入れています。
3,1週間で栄養のバランスを相殺する
とはいっても、毎日一汁三菜は無理なので、手抜きをしつつ、1週間単位で栄養のバランスが取れたら良いのかな~と感じています。
過去の私は毎日頑張り過ぎていましたが、やり過ぎるとそのストレスが気づかない内に家族に向かうことが解りました。
夕飯をしっかり作るという固定観念が強い時は、子どもの話を突っぱねていましたが、
あまり無理をしないで、1週間ぐらいの感覚で結果バランスが取れたら良いかなと今は思っています。
外出時にマックを食べた日は、翌日は野菜たっぷりにする。ランチで軽く過ごした日は煮物や蒸し温野菜を食すなど。
子どもの誕生日でケーキやお菓子を食べすぎる時期は、その前後で調整する。
ゆる~く1週間単位でバランスさえ取れたら良し!としています。
4,食べる順番を意識する
和食でも洋食でも、食事をフランス流に前菜・メイン方式にして食べ順にこだわっています。
先ずは、前菜としてサラダを先に食べて、その後メインに移すというスタイルをしてもう10年になります。
始めの頃は食卓に先にサラダだけを乗せ、食べきった所にメインの例えば肉じゃがを持ってくる。
子ども達もお腹がすいている時は野菜でも何でも食べるので、野菜をてんこ盛り食べさせた上でメインに移行します。
サラダをとりあえず先に作っておく事で、つまみ食いも必然的にサラダになるし、食べすぎ防止になるし、一石二鳥。
5,色のバランスが取れた献立にする
食材の栄養素を学ぼうと、色々と本を読んでいた時期があったのですが、なんせ覚えられないんですよね(笑)
ただ、その「食物の色によって栄養素の特性が違う」というのが栄養素を理解する上で解り易いポイントなのかなと気が付き、
果物や野菜の色味のバランスを取れば、だいたい栄養バランスも整うという事が解り易いので、それを採用♪
とりあえず緑の野菜、赤や黄色やオレンジの野菜など、1食で3色あれば良しとしています。
私はこの本で栄養素の基本を学んでいます。
栄養素だけでは無く、消化吸収についての基本も説明もあり、分かりやすい。
6,その季節の旬の食べ物を食す
日本のスーパーでは一年中様々な食材が手に入りますが、フランスでは基本的に旬の野菜や果物がマルシェの棚に盛られるのが目に付きます。
植物を育てていると余計に腑に落ちる事なのですが、
旬のものというのは、その野菜や果物が一番栄養価が高く、エネルギーに満ち溢れている瞬間なんですよね。
その瞬発力の高いエネルギーが多いものを食せるのは贅沢な事だと感じています。
7,可能な限り「地産地消」
フランスに移住して数年経つと、その気候のせいなのか、食べたい!と思う食材が変わってきます。
きっと土地、環境に合わせて体が欲するのもが変わってくるのかな~なんて思ったり。
先程の旬のものでも言及した通り、その土地で作られる旬なものが一番健全で安全なのかなと。
では、旬では無い食材は一体どう作られているのか。
遺伝子組み換えなのか、はたまた輸入しているのか。
農薬などの薬の管理は陸地ではその国の法律で取り締まっていますが、一旦海上になるとそこは無法地帯。
まだ青い熟していないバナナを船に積み、沢山の農薬をかけて輸出先に移動するドキュメンタリーを見た事があります。
流通のシステムを考えても、大量生産・安定流通を可能にする為に、一体だどれだけのものを犠牲にしているか・・・に考えを巡らせると、
もはや私にとっての「世界の平和」は地産地消を応援する事だという結論に至っています。
8,食品添加物を出来る限り避ける
これは、言うまでも無いですが、スーパーで売られているようなソーセージやハムなどの加工品は避ける。
納豆に付属している「タレ」や「からし」は使わない。
市販のドレッシングは避ける。
特に、醤油や味噌、みりんなどの調味料も添加物の入っていないものを徹底して選ぶ。
「おろしにんにく」や「おろし生姜」もチューブタイプでは無く、出来る限り生のしょうがを手でおろします。
そして、作り手が想像出来ないような食べ物は基本的に食べないようにしています。(コンビニの食品全般など)
9,迷ったら「安全な食品」を意識する
このメーカの鶏肉と別のメーカーの鶏肉、どっちにしようかな~
という時、過去の私ならばとりあえず安い方を選んでいましたが、今の認識だと、安いものの方が危険なものが多い。
特にお肉は飼育環境、食べているエサ、出荷までの日数やホルモン剤等、安く大量に出荷する為には様々な条件があり、それが値段に反映されやすい。
これもフランスならではのジャーナリズム文化があるからなのか、食の安全性の情報が取りやすい。
劣悪な環境で窓も無い暗闇でギュウギュウで飼育されていて、
糞尿まみれで身動き取れない鶏達がホルモン剤で飼育され太らされて出荷されるといったドキュメンタリーを見てしまうと、
なかなか安いお肉は選べなくなってきます。
ホルモン剤も、子どもの発育を早めてしまうし、体は食べたもので作られる。
だから、この安全性だけは妥協しては駄目だと考えています。
皮つきで食べるりんごや梨、さくらんぼなんかは出来る限り輸入品では無く農薬のついていないものを選ぶようにしています。
食材によってはオーガニック食品を選んでいます。
安全なものはやっぱり美味しい
少し前までは、家計のやりくりというと、食費をいかに安くコントロールするかという事に意識がいっていましたが、
実は、逆だったりなんて思ったり。
食事を気を付ける事で本当に病院に行く回数が減りました。
そこをブレずに、高級な食材なんて買う必要は無く、最低限の安全安全な食品にお金を使う。
それが私にとっては良いお金の使い方なのかな~と感じています。
20代ならばカバー出来る事も、歳を重ねていくと、不健康はイコール美容にも影響していきます。
肌や髪の艶も、元気前向きなエネルギーも、全ては健康が作っていると思っています。
元気で前向きなエネルギーを持った健康な女性を目指して・・・・
「お気に入りのマグカップ」というのがポイントです。
朝一番に少しでも心地よい状況を作り出す。
目から入る情報でも人間は無意識に気持ちが変化します。
そうするだけで自己肯定感が高まります。