2010年にフランスに移住して早11年。
フランスで生活している10年選手の日本人の中で、きっと一番フランス語が習得できていないという自負(でいいのか?)がある。
日本人の旦那との結婚でフランスに移住した私は、日本ではフランス語勉強はほぼせず、フランス語へのモチベーションも無かった。
フランスに移住した始めこそ、語学学校に行き、運よく仕事が見つかり、前進していたものの、
出産を機に語学学校も仕事も辞めてからは、専業主婦となった。
我が家は旦那も日本人なので、外に出ない限りフランス語を話す機会がない。
家では3人の子ども達と日本語で会話し、日本のYOUTUBEを見て過ごす日々。
語学は「ある程度基本的な単語とフレーズ」さえ理解できれば、なんとか生きていけるものである。
ノンバーバルコミュニケーションが得意であった私は、笑顔と気持ちでこの10年間をなんとか乗り切ってきた。
よく、「海外で生活すると語学は習得出来る」というが、私が実証している。
海外で生活しても、語学の勉強を真剣にしない限り、語学の習得は不可能である。
日本に居た時に猛勉強した英語。
イギリス留学は1年間しかしなかったのにも関わらず、未だにフランス語よりも英語の方が上手く話せる。
英語は本当に勉強してきた。
やはり、勉強した分だけ成果はあがるよな~と、今更ながら振り返る。
フランス語のレベルは、本当に恥ずかしいぐらい初歩の私。
2019年に次男が幼稚園年中さんになり、やっと手が離れたので通い始めた市が運営する語学学校も、コロナの影響で全てが止まってしまった。
やっと少しずつフランス語の勉強を始める気になったのに、一旦休校になるとまた、元の自分の暮らしに戻ってしまった。
昔からそうだった。
50点~60点で満足してしまい飽きてしまう癖。
目標も軽~くしか立てない。挫折や失敗を味わいたくないのであろう。
そうやって10年間続けたピアノも、好きまで昇格出来ずに、今は楽譜の読み方すら忘れてしまった。
中高時代の部活動で濃厚な時間を費やした多感な6年間、そのスポーツすら完全燃焼してなくて、下手だったな。
なんとなくその部活に所属している。みたいな。
その後、イベント企画運営はハマった気がしたけれど、キャリアの絶頂期、志半ばでフランスに移住し、それっきり。
全てが中途半端なんだよな~。と振り返る。
せっかくフランスで生活しているからと、頭ではわかっていても、なかなか行動が、継続が出来ない。
というわけで、自分の性格を上手く活かすには、周りに宣言するしかない。
自分だけの力では意思が弱すぎてまた挫折するのを知っている。
このブログでフランス語の学びを発信する事で、アウトプットする事で、なんとかモチベーションを保つ事を目標にします。
・語学力の強化(フランス語と英語)
・ライターとしての微々たる経験を元に発信と言葉
・長年追い求めている「自己理解」
ほんの少しだけ残り香のついている「自分のやってきた事」と「興味のある事」そして、「コンプレックス」を融合し、それを強化して、
いつの日か、そのコンプレックスに打ち勝ち、私の特質が強みとなって生きていけるように、ここに宣言して奮起したいと思います。
宜しくお願いします。
2021年 3月2日 ヒガマキ