「アボカドの水耕栽培から土への植え替えまで」まとめ総集編

アボカドを植木鉢に植え替える際の注意点 丁寧な暮らしを目指す

せっかく芽が出始めた水耕栽培のアボカド、出来る限り失敗せずに土に植え替えたい!

植え替え後の健康状態は、水耕栽培の種と根の状態に影響を受けると、体感しています。

アボカド栽培成功に近づく「水耕栽培」の際の種の管理方法や水耕栽培から土に植え替えるポイント、

アボカドを鉢で育てている場合の失敗しやすいポイント、そして「植物を枯らす際の共通ポイント」など、

私が英語やフランス語でも情報を取り、30個以上水耕栽培を繰り返し、検証し続けた懇親の私の経験談をお伝えしたいと思います。

1.アボカド栽培成功に近づく水耕栽培のポイント2点

アボカドを観葉植物として鉢で育てたい際に上手くいかせるコツというのは、水耕栽培から始まっているという事に気が付きました。

そこで、水耕栽培中の方に向けて、又はこれから水耕栽培を始めるぞ!という方に向けて私からのアドバイスはこの2点。

1,種を良い状態にしておく事!

アボカドの根っこは折れやすい 土へ植え替えの注意水耕栽培を始める際に、「種をと~っても綺麗に洗う事で水耕栽培の際の水を汚さない事」

これはその後の鉢上げ後の育成にとても大切な一歩。(水耕栽培のままで育てる場合も一緒です)

水耕栽培の種の状態がそのまま鉢植えに影響してきます。

そこを怠ると、種部分からカビが出る場合もあります。

higamaki
アボカドの種をよ~~~く洗い、皮を剥いてから水耕栽培する方が水が腐りにくい!その後の育成が上手くいく気がします。

そして特に夏は水の温度が上がり水質が悪くなり易いので、水換えも頻繁に!

2,水替えの際に根の扱いに気を付ける!

私の経験上、根を丁寧に扱い、根の負担を少なくする事で、土に植え替えてからも丈夫な子に育ちやすいです。

水耕栽培中は、水を替える際に根に出来る限り負担がかからない、傷つかないように扱った方が良いですね。

水耕栽培する際の容器は大きい方が良い!等、水耕栽培のコツをまとめた過去記事は7こちら

アボカドの水耕栽培 発芽し易い種の見分け方こ栽培のコツ

アボカドの水耕栽培を成功させるコツ6点【種の見分け方と置き場所・保管について】

ここでは発芽し易い種の見極め方や、水耕栽培中のポイント等をまとめてみました。

私はやはり「水耕栽培期間中」が日々の楽しみになると思っています。

根が出てくる喜び、発芽で成長する過程が見られるのが水耕栽培の醍醐味です。

お気に入りの瓶などを探し、水耕栽培期間を楽しむ!これが私から個人的なお薦めです♪

水換えをスムーズに行う為に、そして根っこに負担を掛けない為には、下のような花瓶があるとアボカドの種をわざわざ持ち上げて根っこを折る心配が少なく手間取りません。

これは上下が別々で使えるタイプなので、始めは下の花瓶に爪楊枝を挿して発根を待ち、

少し発根してから花瓶の上部分もはめて育てると、種が安定し負担も軽減される上に、水耕栽培も楽しく楽しめるのでお薦めです。

普通の花瓶としても口が狭くなっているので花が倒れにくく、扱いやすいです♪

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2,アボカドの水耕栽培から土に植え替える際のポイント

アボカドの種を水耕栽培から鉢上げまで上手に進めるポイント

1,土へ植え替える時期はやはり春がベスト

アボカドの水耕栽培は年中可能なんですよね。気温がマイナスになるフランスの冬でも水耕栽培だと普通に元気に育ってくれるんです。

ただ、土へ植え替えする際にはやはり季節に影響されるんですよね。

環境にもよりますが、最低でも15℃以上になる春~秋ごろに土へ植え替えする方が成功率が高いです。

higamaki
巷では、20℃以上が良いとありますが、私の個人的な意見は、15℃でも良いから出来る限り早めに土へ植え替えをし、鉢で大きく育てて冬に備えるのがベスト♪

鉢へ植え替えして間もなくはまだ弱い状態なので、植え替え後、暖かい期間が長く確保出来る=大きく成長させられる事で、ある程度育ったアボカドは冬越しし易くなってくるのかなと、私の経験上そう感じています。

なので、私からのお薦めは

higamaki
遅くても9月までには土へ植え替える。その為に逆算して水耕栽培で育てておく!

そして、よりベストを尽くすならば、土への植え替えは天気の日が続く時が良し!週間気温や天気を確認して、向こう1週間、天気がよく暖かい日が続くならばそこがチャンスです!

2,土へ植え替える際の根っこの扱いを丁寧に!

アボカドの根っこはこのぐらい伸ばしてから土へ植え替える

根はこのぐらい伸びていると土へ植え替えOK

もうね~、アボカド栽培の最も肝になるポイントといえば、根っこです。

極端に言うと、発芽してなくても、根っこが丈夫だと土に植え替えてからの成長は凄まじいものがあります。

ただ、土に植え替える際に根を傷めてしまう事が実に多い! 「爪楊枝を抜く際に種を割る」「植え替え中の土を入れている最終に根を折る」など、失敗ポイントは多数。

植え替えの際の根の扱いや、私の失敗ポイントなどはこの記事で。

アボカドの種を水耕栽培から鉢上げまで上手に進めるポイント

アボカドの種を水耕栽培から鉢上げまで上手に進める4つのポイントと土の選び方

水耕栽培だと2年以上そのままでも育ってくれるので、次期を逃したら翌年の春まで待つのも一つの手です。

3,アボカドを鉢で育てている場合の失敗しやすいポイント

アボカドが上部分が黒くなって枯れてしまった

上部分が黒くなり、その後枯れてしまいました

水耕栽培から鉢へ植え替えてからの方が難しいなというのが正直な所。

温かい環境で野外で育てられると良いのですが、私はフランスに住んでいてい冬も長く氷点下になる事もしばしば。

そこで鉢植えで育てるのは簡単ではありません。

一昨年の冬には全ての鉢植えを枯らしてしまった経験があります。

アボカドが寒さで枯れた失敗談

「アボカドの植木鉢にコバエが発生し寒いベランダへ移動したら枯れた」失敗談

コバエが原因で室内に置いておく事が嫌になり、寒い野外に出して枯らしたという話なんですが。

そこからまた地道に育て続け、葉っぱが落ちたりハゲても何とか持ち越している子達もいます。

私が今まで失敗してきた経験から導き出した私なりの改善策の記事はこちら↓

アボカドの種を水耕栽培から鉢上げまで上手に進めるポイント

アボカド栽培が上手くいかない際の見直すべきポイント4つ【初心者編】

4,植物を枯らす際には共通点がある?

アボカドの栽培のコツ私はアボカド以外にも20種類もの様々な植物(観葉植物・ベランダプランター)を育てていますが、植物を育て初めて最初の3年は冬になるとだいたい枯らしてしまっていました。

ただ、4年目からビックリするぐらい管理が楽になったなという実感が出てきました。

そして、枯らさなくなってきてからは生き方にも変化が訪れてきました。

何というのか、心に余裕が出てきたんですよね。

あ、先日、3年間大切にしていた多肉植物を枯らしてしまいましたが・・・・(笑)

もしかしたら私の失敗談が誰かの役に立つかもしれません。

植物を枯らさない人になる

「植物を枯らす人」の問題点を私の失敗談から伝えたい

アボカド等の水耕栽培は初心者にとって非常に始めやすく、失敗もしずらく、植物を観察する楽しみを教えてくれるとても素晴らしいものですよね。

発根の瞬間の嬉しさ、発芽の際も、それが育つ様子を見るのも、とっても嬉しいんですよね。

「根っこが可愛い」「一枚目の葉っぱが可愛い」とか平気で言えるようになるのも、植物を育てる楽しさの一つ。

発芽を待っている間も楽しむ!この時間が実は豊かで楽しい時間なんですよね。

是非、その水耕栽培の期間中、家のインテリアとして成立し楽しめるように、可愛い瓶などを揃える事も、成功へのひとつのカギだと思っています。

一緒にアボカド栽培楽しみましょう♪