「アボカドの植木鉢にコバエが発生し寒いベランダへ移動したら枯れた」失敗談

アボカドが寒さで枯れた失敗談 丁寧な暮らしを目指す

私はアボカドを観葉植物として室内で育てていてしばらく順調に育っていたのですが、しばらく経つとコバエが発生してきました。

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「室内にコバエ」はどうしても我慢出来ずに、ベランダに移動させ、コバエが居なくなってきたらまた室内に戻し入れるとまたコバエが発生する・・・を繰り返し、

アボカドにとって2月の冬真っただ中の野外、寒いのは分かっていたのですが、どうしてもコバエが耐えられない。

ベランダに出していたら、やはりフランスの寒さに耐えきれずに枯れてしまいました(悲)

今回は、「コバエの発生と寒さ」でアボカドを枯らしてしまった私の体験談をまとめてみたいと思います。

私が育てていた環境などを元に、自分なりに失敗を分析した結果、仮説を絞り出しました。

アボカドが枯れた原因、そしてコバエが発生する原因と対策まとめてみました。

1,アボカドが枯れた原因を探る

①アボカドの幼木は耐寒性がない

アボカドは熱帯の気候に合った植物で、アボカドの成木には耐寒性がありますが、幼木は寒さが苦手で枯れてしまう可能性が高くなるようです。

最低でも1m程度になるまでは、冬の時期は室内に移動させると安心。らしい。

分っていたのですが、コバエに耐え切れず・・・外に出した私。悲しい。

というわけで、やはり問題の根源であるコバエ対策が必要ですね。

②水をあげ過ぎて土が湿った状態が続いていた

温かい場所を好むアボカドにとって、冬はただでさえ辛い時期。

その生きずらい時期に土を湿らせていた事で、根が冷え込んでしまった。

そしてその状態で寒い野外に出してしまった事で土の中の水分が冷えたり凍ったりしてしまったのでしょう。

数日であっという間に枯れてしまいました。

まあ、今回の最大の原因はコバエが発生したから野外に出してしまった。という事で、コバエ対策について真剣に考えてみました。

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2,コバエが発生する原因と対策

アボカドにコバエが発生した失敗談と対応策私が育てていた環境などをもとに、自分なりに失敗を分析した結果、以下のような仮説を絞り出しました。

①土に有機物(たい肥)が混ざっていた

本当にね~、土は奥が深い!そして販売元によっても土の配合具合が全く違うので難しい。

私はアボカドを室内用の観葉植物として育てていたので、使っていた土は、お店で購入した室内用の観葉植物の土。

お店で買った土には堆肥や有機質の肥料等が配合されていることがあるようで、(私の購入した土はまさにコレ)

お水のやりすぎで常に有機物質が濡れている状態にいると、ジメジメとした環境がすきなコバエが湧きやすくなる。ようです。

コバエは栄養が豊富な有機肥料がたくさん混ぜられた土が大好きなので、有機物が多いと、コバエが卵を産むために大量発生しやすくなるとのこと。

有機肥料の与えすぎもコバエが出る要素になるようです。

そして、コバエは土の表面近くに卵を産み付ける為、私のように野外に出してコバエが居なくなったと思っていても土の中に卵があったんですね。

対応策の一つとしては、土は観葉植物用で有機物が少ない配合のものを使う。

この土だと、鹿沼土、パーライト、赤玉土なので、たい肥が使われていないタイプなので、虫が寄り付きにくいのと、2種の元肥は入っているのでほどよく育成をサポートする感じかな。

濡れると色が変わるので水やりのタイミングが掴みやすいと思います。ただ、サラサラで水はけが良さそうなので、もう少しアボカドの育成を助けるならば、

こういう培養土はアボカドの育成を考えるとベストな気がします。

こういう培養土を使い、その土の上、土の表面5㎝程に無機物で土を覆うという方法↓↓

アボカドの土の表面に赤玉土を敷き詰める

要は、培養土の上に上の画像のように赤玉土などを乗せる。私はこれを試してみています。

そうすればコバエ対策にもなるし、見た目もかわいくなります。ちなみに、赤玉土はサイズが色々とあるのですが、私は小粒が好みだったので小粒をオン。

赤玉で表面をカバーしてからはまだ、コバエに出会っていません♪ 今後の経過報告しますね。

②水を与えすぎない

これは先述した通り、水をあげ過ぎて鉢の中の土が常に濡れている状態だと、コバエの発生を好発してしまう要因になるんですよね。

水をあげ過ぎているつもりは無かったのですが、その時期は2月で冬真っただ中。

家の中の換気も十分に出来ていなかったであろう。という事は、土の乾きが遅くなったり、表面は乾いていても中が湿っていた可能性も大という事です。

冬の期間は、水の頻度を下げる。土の串をさして土の中の水分を確認してから水をあげる。

天気の日を見計らって水をあげる。などなど。

higamaki
春~夏~秋の水あげと、冬のそれとは全く別物です。冬は更に慎重に水をあげるべし!

③風通しを良くする

コバエは温かく湿った環境を好むらしい。梅雨の時期などは気を付けないといけないですね。

我が家もコバエが発生したのは2月で雨ばかりの時。

家の中はヒーターを付けていたのですが、寒さ故に、窓を開けて換気をするのが、一番億劫な時期だった為、家の風通しは悪すぎただろうなと反省。

基本は、風通しの良い場所に植物は置く方がベスト。

しかし、私のように風通しの悪い場所に植物を置く場合は、サーキュレーターがあると助かります。

色々なタイプのサーキュレーターがありますが、私は信頼のあるアイリスオーヤマを購入し、冬の間の植物管理がだいぶ楽になりました。

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フランスの猛暑に私のおすすめ扇風機 日本でも人気の「アイリスオーヤマのVentilateur」

higamaki
私のように、「風通しの悪い場所に植物をおかなくてはならない環境の方」には本当にお勧めです♪

洗濯物の室内干しにも、換気にも、だいぶ使えます。今まで何故使っていなかったのか。早く知りたかった一品。

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