自分の思考は、過去に目にした情報で出来ている

自分と向き合う

以前、20代前半で、肌や爪がボロボロ、髪もパサパサ、ほうれい線が目立ち、つむじの薄毛まで気になっていた私が、食事を変えた事で驚くほど好転した経験をまとめたのですが、

30代以降の女性

不健康からの脱却「自分の体は過去に自分が食べたもので出来ている」

何も、食べ物だけでは無いよな~と思う事が多くなり、

自分の食べたもので身体を作り、

自分が得た情報で思考は作られるんだよなと大人になって気づいてしまった私。

最近改めて情報の選び方を気を付けなきゃと実感しています。

 

情報が思考を作り上げる

学生時代の友人とは、社会人になって2~3年程は、

同じ環境で過ごしてきたもの同士、似通った情報を得て、共通の話題で楽しめるけど、

40代になってくると、それぞれの人生通ってきた道筋があり、それに伴い、思想がだいぶと変化してくるのに気が付く。

一つの事象に対して、持っている情報が全く違うと、見え方、捉え方が全く異なってくる。

気が合うと思っていた友人達、実は情報が似通っていたから価値観が合うと思っていたのか・・・。とか。

 

まあね、そうだよね。

やはり日本の大手のテレビ局等のメディアは、各々の思想があるもんね。

それを知った上で情報を選べたら良いのだけど、なんせメディアの中立性が無さすぎるよな~と。

最近はニュースを見ていると、その奥の思惑が透けて見えて何だか嫌悪感しか無くなったり、

はたまた、「ああ、こういう報道の仕方するんだな~」と、こういうキャスティングにするんだ。この番組は。とか、

そういう見方をする事が多くなり、ああ、自分もちゃんと40代で、歳を重ねたんだな~なんて感じたり(笑)

フランスと日本で、10年以上も視点の異なる情報を得ていると、

同じニュースにこれだけ捉え方が変化してくるんだな~と、体感する事が増えてきました。

どれが良い、どれが悪いという話では無く、自分が知り得た情報で、ここまで捉え方が、ひいては人生が変わってしまうんだな~と思うと、ちゃんと一つ一つ丁寧に選んでいかなきゃと感じるようになりました。

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人は自分が信じたい情報を信じる

なので、受動的に情報を受け取るのが嫌になり、自分から情報を選ぶようになってきたのですが、

その選び方もね、何だか余計怖いなと感じてしまったり。

やっぱり、自分の好みの人の情報を選んじゃいがちな自分に気が付いてしまって・・・。

 

人は、自分が信じたい情報を信じる。

 

例えば、「私はAだと思う。」という思想があると、それの根拠になるような情報ばかり集めて、というか、その情報しか目に入らなくなるんですよね。

そして、ほらね、やっぱりAで合っているじゃん。と。

 

そうやって、徐々に自分の好きな情報だけ、心地の良い情報だけ取り始めて、

より思考が強固になっていくんだろうな。

「それを自分を持っている」と表現するのか、はたまた、頑固じじいと呼ばれるのか。

ああ、怖い怖い。

 

子どもの頃は、若い時は周りが年上だらけで、先生に怒られてみたり、先輩に色々言われたり、職場の先輩にダメだしされたり、上司に怒られたりするけれど、

35歳を過ぎた辺りから雲行きが怪しくなってくる。

誰も注意してくれないし、中々怒られる事が無くなってくる。

自分で自制しないと、どんどん我がままになっていき、考えが固執し易いんですよね。

 

我が子3人はフランスに生まれ、フランスで育ち、でも家では日本人としてもアイデンティティを持って生活しているのですが、

現地校に通っている我が子達はきっと、同じニュースを見ていても、私とはまた異なる捉え方をしているんだろうな・・・。

 

思考は、自分が過去に目にした情報で出来ている

 

だからこそ、目にする情報を選ばなきゃ。

おばあになった時に、頑固ばばあと言われないように、常に謙虚で学びの姿勢が無いといけない。

子どもの頃より、大人になった今の方が、誰も何も言ってくれない分、自分との戦いになる。

与えられた受け身の情報では無く、常に自分で能動的に、そして柔軟に情報を選び出す、その精神力と安定力が必要だな~。

 

70代に素敵なマダムで居られるように、そこんとこはしっかり育んでいかなきゃいけないなと、そんな事を自分に誓う夜。

 

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higamaki(ヒガマキ)
日本人夫とフランス移住3児の母。フランス移住での気づきを発信中。 11年の専業主婦を経て40歳から就活を始め、現在はフランス法人で働く傍ら、日本のモノをヨーロッパ展開するお手伝いもしています。 「日本でも海外でも、自分らしく生きる」をテーマに綴っていきます。