スキンケアは日本風?それともフランス風?フランス流拭き取り洗顔はどう?

ビオデルマの化粧落としとembryolisse.のクリーム フランスのスキンケア

フランスに移住し、日本のスキンケアが合わなくなり、肌の状態が酷くなってきた時に挑戦した拭き取りメイク落とし。

ずっと気になっていたのですが、敏感肌にはどうなの?拭き取るって肌に負担じゃないの?

何故、水でメイクが落ちるの?と不安でした。

しかし今ではこの拭き取りメイク落としが私のスキンケアの主流になりました。

乾燥の国、フランスのスキンケアは、日本の「洗い過ぎる」スキンケアから脱するヒントが隠されているような気がしています。

フランス在住歴9年(2019年時点)の38歳higamakiが、フランスで今まで散々色々なブランドを試した結果、個人的に、使いやすい優秀なメイク落としと、保湿クリームをご紹介します。

  1. スキンケアを変えるきっかけ
  2. フランス流のスキンケア方法
  3. フランス流のスキンケア方法の強みとは?
  4. フランスのお薦めスキンケア商品
melvitaオーガニックのアルガンオイル

フランス仕込みのオイル美容 冬の日のスペシャルなケア

スキンケアを変えるきっかけ

まず、フランスに移住して最初の頃、天地がひっくり返るんじゃないか!ってぐらいの脱皮?というのか、肌質の変化を体験しました。

日本に居た頃のスキンケアといえば、

メイク落とし(オイルやジェル対応)→洗顔フォームでの洗顔→化粧水→乳液の全4工程(その頃の私は20代でまだ美容液も使用せずにどうにかなっていた)

なので、フランスに移住した際も、日本からスキンケア用品を持参して、無くなり次第現地で購入すれば良いや。なんて軽く考えていました。

higamaki
今まで大きな肌トラブルも無いし、化粧品変えるぐらい簡単♪フランスの方が素敵な良いブランドがありそう♪

ところがどっこい、いざ探してみると、あらゆるスーパーや、Pharmacie(薬局)を巡り巡って保湿化粧水を探すも見つからず。

これぞ有名な「フランスには保湿化粧水が無いの壁

※その数年後に保湿化粧水を発見。多くはないのですが、あるのですね。

フランスで一番好きな化粧水 Melvitaフローラルウォーター

フランスの乾燥と戦う為のスキンケア 皮膚は臓器 ベストな化粧水は?

フランスの保湿化粧水

なぜフランスには保湿化粧水が無いのか。皮膚科医の見解に納得!

移住から8ヶ月目辺りで、今まで感じた事の無いような肌の変化が訪れました。

きっと肌が環境に合わせてきたのでしょう。フランは硬水。これは環境に合わせるしかない。と直感。

そこで思い切ってスキンケアを慣れ親しんだ日本流からフランス流へ変えてみました

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フランス流のスキンケア方法

  1. 拭き取りメイク落とし化粧水をコットンに浸してメイクを落とす
  2. そのまま(ダブル洗顔などせずに)保湿クリームをたっぷり塗る。

以上!!ダブル洗顔は要りません!!

私にはバッチリ合うんです。ダブル洗顔をしていた時の肌のツッパリ感が無くなり、「急いで化粧水を塗りたい!」のあの瞬間が無くなってきたのです。

朝も洗顔料は使わずにぬるめのお湯で洗い流すのみ。

この簡単2ステップのシンプルなスキンケアで、お肌の調子が良くなってきたのです。

何という事でしょう。

日本で若い時にあんなにお金を掛けていた基礎化粧品。

今や拭き取りメイク落としと保湿のクリームのみ。汚れをしっかり落とし保湿に徹する。

それで、若かったあの頃よりも肌の調子が良い。

ポイントはとにかく脱脂力の強い化粧落としや洗顔で「洗い過ぎない事

嗚呼、皮膚って臓器だもんな。

高須クリニックの高須院長が言っていた。皮膚は排出の場所だから、基本肛門と同じケアで良いと。

なるほど。

30代以降の女性

不健康からの脱却「自分の体は過去に自分が食べたもので出来ている」

フランス流スキンケア方法の強みとは?

higamaki
そもそも、クレンジング水とは何ぞや?何故落ちるのかしくみが知りたい!

先ず、おさらい。

クレンジングはメイクの油分を落とす為の物なので、基本油分を用いてメイクの油分を落とします

なので、オイルタイプのクレンジングは一番洗浄力が高くよく落ちる。

でも、それと同時に鉱物系のクレンジングオイルは肌に必要な油脂まで奪ってしまう。(植物系オイルは肌に優しいですよね。でも高額!!)

ほとんどのクレンジング剤は「油分」と「界面活性剤」の両方配合されており、その割合によりテクスチャーは違いますが、その2つで汚れを落とします。

オイルタイプ> クリームタイプ > 乳化ジェルタイプ  >ミルクタイプ>  透明ジェルタイプ>リキッドタイプ の順で油分の保有量が多い。

これに対してクレンジング水はリキッドタイプに分類され、主に「界面活性剤」の働きのみでメイクを落とします

界面活性剤というと肌に悪いイメージがありますが、このクレンジング水に配合されているものは「非イオン界面活性剤」というもので、皮膚への刺激が低く、肌へ悪影響を与えるものではないらしい。(その証拠にフランスの有名な成分分析アプリでも、高評価。)

そして気が付きました。

硬水のフランスで、日本風に洗浄力の強いオイルでメイクを落として、尚且つダブル洗顔なんかしていると、必要な油分(皮脂膜)まで全部持っていかれてしまっていたんだな。と。

だから皮膚のバリア層が崩れて様々なトラブルに見舞われたのかなと。

人間の皮膚の働きを考えると、「元々の皮膚の働きを発揮出来るようなスキンケアが大切になるのではないか。」という考えに至りました。

クレンジング水で拭きとるだけで肌はさっぱりしているので、ダブル洗顔の必要性を感じず、肌のつっぱった感覚が皆無なので保湿用のクリームだけで十分だと感じています。

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私は基本的にメイク落としは2種類(低刺激なミルクタイプ・拭き取りクレンジング水)をその日の肌の状態で使い分けています。

ポイントは「メイクの種類によってメイク落としを変える」こと。

しっかりがっつりメイクの日はしっかり落ちる拭き取りクレンジング。

しっかりリキッドファンデーションを使っているのに、肌に刺激を抑える為にと、洗浄力の弱いミルクタイプを使っては、メイク汚れが落ちずに本末転倒。

そして、メイクをしない日や薄化粧の日は刺激の少ないミルクタイプ。

アラフォーに近づき、目標とする「美」は、作り込んだ美よりもナチュラルな持って生まれたものを活かす美。

なので、あまり化粧に頼り過ぎず、シンプルにする事が私の目標。

なので、基本はファンデーションはあまり使わず、ミネラルファンデーションや石鹸OFF出来るメイク用品を使い、ポイントメイクのみの薄化粧。

私が愛用しているミネラル化粧品→ エトヴォスのミネラルコスメはこちら
なので、クレンジングはミルクタイプをメインで使用しています。

ただ、しっかりメイクをした日、肌の皮脂が多いと感じた日はミルククレンジングではメイクが落ちないので、「汚れをしっかり落とす事」を目的に、洗浄力の比較的強いクレンジング水を使っています。

まずはフランスの拭き取り化粧水では鉄板の人気のBIODERMA(ビオデルマ)の敏感肌の人でも安心して使える ビオデルマ敏感肌用クレンジング(クレアリヌ )

使い捨てコットンに拭き取り化粧水をたっぷりと含み、ゆっくりと撫でるように、そしてデリケートな目元は擦らずに押さえつけるように10秒ほど当てます。

そうするとスルっとメイク汚れが落ちます。無香料、無着色、アルコールフリー、パラベンフリー、弱酸性の敏感肌用。

La roche-poseyやavène、その他のオーガニック拭き取り化粧水を色々試した結果、やはりビオデルマの方が落ちやすさが抜群です。

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マダム羊
拭き取りタイプのメイク落としってちゃんと落ちるの?
higamaki
ちゃんと落ちます。ただ、オイル系クレンジングよりは落ちは弱いと言われています

落ちにくいウォータープルーフのマスカラ等も数回繰り返せばちゃんと落ちます。ポイントはコットンにたっぷりと含ませること。

そして拭き取るという表現よりは、肌の上に置いて馴染ませる感じ。10秒ぐらい馴染ませてするっと優しく拭き取るだけで綺麗さっぱり落ちます。

マダム羊
本当にダブル洗顔要らず?ベタベタしたり汚れが残らないの?
higamaki
ダブル洗顔が必要となるのはクレンジング剤に「油分」が入っているから、残った油分がベトつきに感じるんだと思います。

クレンジング水には「油分」は入っていないので、メイクを落とした後の肌には油分が残らないので、さっぱりしています。

このメイク落としのポイントは、ずばり手軽さ。なのに肌に優しいという事。

一番気に入っているポイントは、メイク中にアイメイクの小さな部分を手直ししたい際、例えば

「下まぶたにマスカラが付いちゃった。」とか、「片方のアイホールだけメイクを直したい」って時に、その部分だけピンポイントにしっかり落とせるという所です。

綿棒につけてちょちょいとすると、アイラインだけ等細かい所だけメイクが落とせますつけまつげの方にも嬉しいですよね。

落ちにくい商品でゴシゴシこするよりも、皮膚科医も推奨する安全のブランドで、汚れをしっかり落とす!事が目的。

そして、春夏のお薦めクリームといえば、Embryolisse.Lait Crème concentré
アンブリオリス 下地クリーム/モイスチャークリーム 75ml

このEmbryolissは、1950年に誕生したフランスパリの皮膚科専門病院に勤める医師が作ったデルモコスメティック(皮膚医学に基づくスキンケア)で、フランスの薬局には必ず置いてあります。

そして現在は、皮膚科医や薬剤師からメイクアップアーティストに至るまでプロフェッショナルが認めるスキンケアブランドとなっています。

この商品はクリームと書いてありますが、メイク前の下地として、そして保湿パックとし3種類の使い方が可能です。

この商品は美容にこだわるフランスの友人から教えてもらいました。本当に、フランス人の使用率が高い!

それぐらい「乾燥に適している」という印象です。

因みに、アマゾンや楽天のサイトよりも、この激安コスメ通販サイト↓だと500円ほど安く買えます♪

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ただ、「真夏」や「梅雨の湿気時期」には向いていないと思います。

以前、沖縄に持っていきましたが、湿度と高気温とが重なると少し「べったり」とした印象でした。

でも、日焼け後のどんなに皮膚の状態が悪い時にでも絶対にピリピリとした刺激が無い!!さすが皮膚科医が作ったデルモコスメ!

私は、4本目リピート中です。私の個人的な意見を言えば、フランスの乾燥した環境の中での38歳の私には保湿感で物足りなさを感じる事もあるので、私は春~夏~秋の初め頃まで使っています。

まあ、なんと言っても大事なのは、まず、「自分の肌の状態をちゃんと把握する事」そして、「その状態に合ったケアをする事」が大切なんじゃないかな~と考えております。

なので、色々なブランドを試しながら自分に合う、自分流のスキンケア方法を見つけ出す事が答えかもしれませんね。


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