出来る限り化学染料を使った白髪染めを避けたいという理由で、ヘナを使い続け半年。
最初の頃は、ヘナでセルフカラーをしたいけれども、日本で販売しているヘナと海外にあるヘナの種類やメーカーが異なるが故、情報が少ない。
そして、染める手順等が分からずに上手く染まらず失敗もありました。
そこでヘナ(henna)を使い続け半年、その際の5つの失敗から学び、試行錯誤して辿り着いた上手く染めるポイントをお伝えしたいと思います。
まだ、白髪初心者の貴方へ、まず読んでもらいたい↓
今まで3種類のヘナ(henna)を使ってきましたが、今回は私が一番気に入って使っているドイツのオーガニックブランドの「Khadiヘナ」を使った際の結果と、失敗談をお伝えしたいと思います。
Khadi ヘナの基本的な手順等の使い方は、先にこちらの記事からご覧ください。
1、ヘナ(henna)カラーの結果と5つの失敗
まず最初の数回、ある程度は染まったのですが何だか完璧ではない。
その頃、気になっていたポイントはこちら
- ヘナカラーは塗布後30分~120分おいて下さい。と説明書にあったのですが、1時間未満だと染まりが悪い。
- 染まったカラーが3週間目には色が抜けて白髪が分かるようになってきた。
- ヘナカラーを水洗する際に、爪が青く染まった。→2日間ぐらい青かった。
- ヘナを溶く水が低温だと若干緑というか、アッシュ系に染まる。
- ヘナの水洗後、顔や身体にインディゴの青い染料が残っていた。
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これらの失敗を数回繰り返し、辿り着いたうまく染めるポイント
1、ヘナを塗布後1時間未満だと染まりが悪い!の改善策
これは数回繰り返して気が付いたのですが、説明書にはヘナを塗布後30分~2時間おく。とあるのですが、これは髪の色素が元々薄いブラウンヘアーやブロンドの方向けの説明なのかと。
やはり、我らアジア人のような黒髪~濃い栗色にしっかり染めるならば、確実に最低1時間は必要です。
私の場合は、最低2時間~を目安に置いています。
私のやり方は、夕飯を作る前にシャンプーし、ヘナを塗布(シャンプーから塗布まで約30分)。
シャワーキャップを被ったまま夕飯を作り、子どもにご飯をあげ、寝かしつけ、自分のシャワータイムには2時間あっという間に過ぎています。
2、染まったカラーが色持ちしない!の改善策
気になる点はずばり2つ。
選ぶヘナの染め粉の色の濃さと、使っているシャンプーの問題が考えられます。
アジア人の色素が強そうな栗色~黒を目指すならば、ヘナの染め粉も中途半端にライトブラウンとかにはせず、ダークブラウンや黒を選ぶべし!
その方がインディゴの配合が多くしっかりと染まる。
そして、洗浄力が強すぎるシャンプーを避ける。
ヘナカラーを塗布する前のシャンプーは出来る限りナチュラルでシリコンの入っていないものを使う。
シリコンや化学化合物等でコーティングされた髪にはヘナの成分が入り込みにくい。
カラー専用や、洗浄成分の優しいシャンプーで洗うと色持ちが良くなります。
3、ヘナを水洗する際に爪が青く染まる!の改善点
ヘナカラーの塗布が終わり、その日はシャンプーはせずに水洗となりますが、その際は手袋着用をおススメします。
爪もタンパク質で出来ているので多少なりと染まります。
お風呂場やシンクも水洗いでちゃんと落ちるので心配無し!
私流の方法は、水洗いをする際に最初はシャワーの水だけで思い切り洗い流す。
そしてある程度染料が流れた段階で手を使って洗う事で爪への染まり被害を最小で済みます。
※追記2021年4月8日 様々なヘナ商品を使ってきましたが、私は現在Khadiヘナchâtain foncéというカラーを使っていますが、最近は爪は全く染まりません。(洗い流す際は若干青くなりますが、翌日には綺麗に元に戻ります)
4、ヘナで染めたら緑やアッシュ系になる?の改善点
これは、使うヘナ商品によりけりだと思います。私は緑やアッシュ系になった事は一度も有りません。
そして、このオーガニックのKhadiヘナの説明書による所なので、その他のヘナだと判りかねますが、ヘナを溶く際のお湯の温度は重要なポイントだそうです。
ヘナを溶く水が低温の場合は、緑系というか、アッシュ系に染まると記載されていました。
ヘナを溶くのは40℃~50℃がベスト。
5、ヘナの水洗後、顔や身体に青い染料が残る!の改善策
ヘナを水洗する場合、最初の頃は頭だけうつむき体勢になり洗っていました。
そして、夜のスキンケア時に拭き取りクレンジング水で顔を拭き取り、コットンを見ていたら「あ、青い!!」
うつむいて後頭部から洗っていたので顔にインディゴの染料が残っていたようです。
ヘナを塗布後にシャンプーをせずに水洗いだけなのは、このインディゴを髪に留める為です。
ヘナは直ぐに髪に入りますが、インディゴは放置した時間に伴って髪に藍みの色味が入っていくもの。
それ故、石鹸で洗い流さない限り、顔にもインディゴがついたままの状態となります。
私は、ヘナを水洗いする場合は頭だけではなく、シャワーに入り、頭を先にお湯で洗い流し、その後顔も身体はしっかりソープで洗い流します。
因みに、タオルや枕カバーにインディゴ染料が色移りするという話を聞いたことがありますが、私は色移りは一度もありません。
インディゴ単品で使った際も色移りは一度も無いので、タオルなどに色移りするのは、
髪では無く、顔や首などの皮膚についたインディゴが色移りしたか、もしくは、ジアミン等の化学染料が入ったケミカルヘナの可能性もあるのかなと。推測ですが。
という事で、私が半年かけて試行錯誤し辿り着いたヘナ(henna)を使った白髪染めの方法(初級編)でした。
次回、うまくヘナが染まらない!の解決法(上級者編)もお届けしたいと思います。
今のところKhadiヘナNatural Ash Brownのヘアカラー大満足です♡
日本だと、色々とヘナを勉強してきた私が信頼出来るなと感じている会社の商品はこの2つ。
この2つのサイトで色々勉強しました。まだ使っていないものの、日本に帰国の際は試したいと考えている信頼出来る会社。
無添加ヘナ専門店 ピアオンライン
ヘナ・インド ラジャスタン州から直輸入し、自社工場・オリジナルブレンド製法で作られる、化学成分を完全排除した無添加ヘナ。
インド最上級グレードのヘナ葉「カティスラ」を使用しているこちらのブランドも信頼出来ます。
HP上で、品質試験の証明書もしっかりと公開していて、偽装のケミカルヘナについての情報など、色々と勉強になります。
この2つのサイトは嘘偽りのないヘナの情報が掲載されているので、こちらで学び本物の安心安全なヘナの情報を知った上で、自分に合ったヘナを探す事を強くお薦めします。