フランスの冬の問題「窓の結露の対処法を探る」

フランスで結露対策 フランス生活の色々

「乾燥の国フランス」にもかかわらず、2月は珍しく湿度が高く、暖房をつけっぱなしが故に窓の結露(la condensation)が酷く、床まで濡れてしまう。

そのまま放置していると窓のサッシ部分やカーテンにもカビが生え、壁紙がぺろりとめくれ始め、壁紙自体にもカビが・・・という恐ろしい事態に。

そのカビだらけの部屋は肺炎やアレルギーの問題も引き起こす原因となる。いやいや、怖すぎる。

という事で、フランスでの結露対策を色々と調べ実践してみての感想を記したいと思います。

フランスでの我が家の結露の原因

フランスで湿気対策

普段は乾燥しきっているフランスでも、2月はただでさえ湿度が高い上に暖房を入れっぱなしにしてしまい、外との寒暖差がどうしても結露を生んでしまう。

日本での家の管理とは異なり、「常に乾燥している」と思い込んでいるフランスで完全に油断していました。

家の換気を怠っていたら、窓付近の結露で天井まで水滴がつき、床まで水が流れ込んでくる始末。

断捨離しようと思っていた子ども用の大き目のクッションと、紙袋に入れた断捨離洋服を寝室の窓の前に置き、3週間。

その荷物のせいで窓を開けるという行為自体面倒臭くなり、換気しないまま放置していたら窓のサッシに白カビが・・・うぎゃー!!

カーテンの下部分には緑色のやつが。恐ろしい。

どうやら子ども部屋もやられているらしい。

すぐにカーテンレールを外し、カーテンを洗濯し、しばし反省。

本気の結露対策を始めました。

という事で、調べましたよ。

フランス語で結露は「la condensation」

「Comment lutter contre la condensation sur les fenêtres」や、「Comment se débarrasser de la condensation à la maison」とググり、色々とフランスでの対策が見えてきました。

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私のフランス流「結露」対処法

フランスの結露condensation対策フランスのサイトを色々とチェックした結果、まあ、対処法は日本と同じですけどね、(当たり前笑)おすすめの除湿剤など調べてみました。

1,毎日の10分の換気

higamaki
ですよね~~~知ってた!!笑

なのに、何故に怠っていたのか・・・。

天気が良い夏とかはやたらと窓を全開にしたくなりますが、フランスの2月なんて寒くて窓開けたくない。

今年に入りほぼ、換気をしていなかったのに気づき猛省。

換気をするだけでみるみる結露がなくなり、部屋が清々しくなりました。

毎日換気をするようになって、部屋に湿気臭さがあったんだなと身に染みて感じました。

higamaki
サロンを暖かい状態に保ちたい場合、サロンの窓を少しだけ開け一番離れた部屋の窓を全開にする事で、サロン寒気が入るのを最大限に抑えられます。

2,除湿剤【Absorbeur d’humidité】を使う

フランスの除湿剤を使ってみたフランスにも除湿剤が存在するんですね。

私が購入したのは20㎡用のものなので、結構大きい・・・笑

フランス語で除湿剤は「 Absorbeur d’humidité」。

フランスの様々なサイトや、アマゾンでの口コミを見た中で、こちらを購入し試してみる事にしました。(まだ購入して間もないので、使い心地は後に報告しますね。)

サイズも4タイプあり、40㎡・20㎡・10㎡・ミニスペース(押し入れ等)、写真にあるのが20㎡用です。それと湿気が酷い子ども部屋の押し入れにはミニサイズを購入しました。

フランスの除湿剤を使ってっみた

この青いドーナツ型の吸水剤をセットして使います。この吸水剤は3か月使えるらしい。

除湿と臭気も中和してくれるらしい。このタンク部分に溜まる水はアルカリ性の「塩化カルシウム水溶液」らしい。

※たまった液体は必ず水と一緒に排水口に流す必要があるようです。

3,サーキュレーターで室内の空気を循環させる

Iris Ohyama おすすめ扇風機サーキュレーターサーキュレーターで室内の空気を循環させる。

我が家には植物が多いので、常に室内に置いていたのに、ノエル時期でクリスマスツリーを置いたり、デコレーションを置く際に邪魔になり、押し入れに片付けていたんだった~~。

という訳で、押し入れから引っ張り出してきました。

そういえば、植物達も最近元気がなかったんだよね。

洗濯物の室内干しもしている事だし、サーキュレーターは常に置いておこうと心に決めました。

寒くて窓を開けたくない際にも、サーキュレーターだけでも部屋のよどんだ空気が循環するし、

洗濯物も乾きやすいし、結露対策だけでなく、色々効果的です。

窓を開けての換気の際に、サーキュレーターを使う事で部屋の隅まで新鮮な空気がまわります。

アイリスオーヤマの私のおすすめサーキュレーター

このアイリスオーヤマのサーキュレーターは360℃ヘッドが動くので部屋全体に風をまわせます。この商品動画を見た時、かなりの衝撃でした。

しかも、日本製「アイリスオーヤマ」なだけで安心感があるんですよね。

そうそう、押し入れなどの空気の循環の悪い場所にもサーキュレーターは効果的なんです。

家の換気の際に押し入れも全開にし、サーキュレーターを押し入れに向かってまわします。

外からの新鮮な空気をそのまま押し入れに循環させる事が出来、押し入れの湿気を飛ばす作戦です。

4,石鹸水で窓を拭いてコーティングする!

これは、よくフランスの結露対策として紹介されていました。

食器洗剤を数滴スポンジに垂らして窓を拭くと。

その後乾いたシフォンで乾拭きすると、窓ガラスが界面活性剤でコーティングされて結露が付きにくくするというものらしい。

私はまだやった事がないのですが、今週の休みにでも試してみようかな。

5,窓の下に新聞紙や段ボールを置く

これね、やってみたら効果有り。新聞紙や段ボールって湿気を吸水してくれるので、今まで窓のサッシ部分に溜まっていた水分が段ボールや新聞紙に吸われて多少抑えられます。

窓付近に置いてある家具の後ろに段ボールを立てかけたり、窓枠にそのまま立てかけるのみ。

湿気を吸った段ボールはそのまま処分し新しいものに交換すれば手間いらず。

Amazonで荷物が届く毎にその段ボールを取り換えるだけ(笑)

 

という事で、私が調べてみた窓ガラスの結露対策5点でした。

実は、「窓を開けて部屋の換気」だけで随分と結露を防ぐことが出来たのを実感した今回。

換気の時間を取るのが寒くて億劫だし、正直面倒くさかったのですが、

やはり毎日の換気を意識し、実行するようになり、部屋がただただ心地が良い。

朝起きたてだと寒いのが嫌なので、外出する10分前ぐらいに窓を開け、アウターを来て出掛ける直前で窓を閉める。

というのが私が辿り着いた習慣化しやすい方法です。

後は、夜だとサーキュレーターを部屋の隅に向けて回す事で、就寝の際になんだか気持ちよく過ごせるのでおすすめです♪